完熟梅の季節です。
忙しい方、はじめての方にも気軽に梅干しを作ってみてほしい!と思い、
ジッパー付き保存袋を使って、
特別な道具も不要、少量でつくる梅干しのレシピを考えました。
ぜひ、完熟梅の時期に、お気軽にお試しくださいね。
前編の動画はこちら↓
後編の動画はこちら↓
●ジッパー袋でできる!かんたん梅干し
■材料(作りやすい量)
梅(完熟梅) 1kg
粗塩(梅用) 130g
赤しそ 葉150〜200g
粗塩(赤しそ用)25g
■作り方
【1】一緒に
〈梅の下処理〉
梅はやさしく水洗いし、ひとつずつ丁寧に水気を拭き取り、
竹串を使ってなり口のへたを取り除く。
【2】妻
〈梅の塩漬け〉
ジッパー付き保存袋に、梅、粗塩(梅用)を交互に入れて、
空気を抜いて閉め、ホーロー製のバット等に入れる。
(バットはステンレス製のものは避けます)
【3】一緒に
〈梅の塩漬け〉
1の上に2kgの重石(500mlのペットボトル4本等)をのせたバットのせ、
常温におき、できれば1日数回上下を返す。
(空気が入っている時は都度抜くようにします。)
【4】一緒に
〈赤しそ漬け〉
梅酢が上がってきたら、赤しそを使う。
赤しその枝を取り除き、洗って水気をよく切り、
粗塩(赤しそ用)の半量をよく揉み込み、アクを出す。
よく絞って水分を捨て、残りの塩を揉み込みさらに水分を捨てる。
【5】妻
〈赤しそ漬け〉
4の赤しそに梅酢1/4カップ程度をかけてほぐし、梅の入った袋に加え、
ふたたび重石をして直射日光のあたらない常温におく。
【6】妻
〈天日干し〉
梅雨があけて晴天が3日間続く日を見計らって、
ざるに並べて天日干しをする。
(※梅酢は取っておきます。)
できれば日中に1度上下を返し、夜は室内に取り込む。
最終日は梅酢も一緒に天日干しし、
また、最終日のみは夜も出しておき夜露に当てる。
【6】妻
〈保存〉
梅を梅酢にくぐらせてから清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存する。
★ポイント
・梅干しはすぐに食べられますが、
2〜3ヶ月後から味がなじんでおいしく食べられます。
・赤しそはフードプロセッサーにかけて、
ふりかけにするのがおすすめです。
・梅酢もぜひ使ってみてください。
梅酢にみりんや砂糖で甘味をつけて野菜などをつけて梅酢漬けにしたり、
オイルと合わせてドレッシングにしたり、
肉魚の臭みとりにもおすすめです。
・赤しそ漬けをしない「白干し梅」も美味しいです。
その場合、工程【4】〜【5】を省略します。
・完熟梅を使った「すっぱい梅ジャム」、
「ちょこっと完熟梅酒」もおすすめです。
●すっぱい梅ジャム
・赤しそが余ったらこちらのレシピもどうぞ!
●夏の元気に!赤紫蘇ジュース
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