発酵食品であるぬか漬けは栄養たっぷり!
同じように作っても人によって味が変わるのも楽しいです。
作り方も意外とシンプルなので、ぜひ挑戦してみてください。
そして、ぬかには、腸によい菌や栄養がたっぷり…!
なので漬け込みを1日程度にして食べる時はぜひぬかごと食べてみてくださいね。
今回は夫婦役割分担していません。
仕込みの時は混ぜる係と加えるもの準備係にわかれるとスムーズです。
また、ぬかを混ぜたり、捨て野菜を入れ替えたり、気がついた方がやってみて一緒に育ててみてください!
●意外とシンプル!ぬか床の作り方
■材料(作りやすい量)
ぬか:1kg
塩:130g
(A)昆布(半分に切っておく):10cm
(A)干し椎茸(スライス):ひとつかみ
(A)赤唐辛子:2本
(A)煮干し:6本
(A)かつお節:4g
捨て漬け野菜(にんじんや大根の皮など作り方参照):適量
■作り方
【下準備】ぬかは「生ぬか」「炒りぬか」があります。
生ぬかがおすすめで、お米やさんで置いてあることが多いので聞いてみるとよいです。
なければ炒りぬかでもOKです。スーパーにも置いてあることが多いです。
ぬか床はホーローなどの保存容器で保存するのが便利です。
今回は野田琺瑯の3.2リットルのホーローを使用しています。アルコールスプレー(焼酎で拭いても)などで除菌しておきます。
【1】鍋に水1リットル、塩を入れて混ぜながら火にかけ、塩が溶けたら粗熱を取る。
【2】大きなボウルにぬか、塩水を入れて全体に水分がなじむまでよく混ぜる
【3】2のボウルに(A)を入れてよく混ぜる。
【4】捨て漬け野菜はアクが少ない野菜であれば何でもOKです。
(にんじんや大根、カブの葉、白菜、キャベツなど)
捨て漬け野菜を漬け込み、表面をならして、淵をきれいに拭き取る。
【5】常温におき、できれば1日に2回混ぜ、3〜4日で漬け野菜を取り替える。
(漬け野菜を交換するときは絞って、絞り汁をぬかに混ぜます。)
【6】15日程度たったらぬか床が完成!ここからは冷蔵庫で保存します。
お好みの野菜を漬け込んでください。1日程度漬けてどうぞ。野菜を漬け込んだらぬかを混ぜるようにしましょう。
★ポイント
ぬか床は生き物による発酵食品です。様子を見ながら楽しんで育てて見てください。
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榎本美沙