勝どきで毎月第2週末に開催されている「太陽のマルシェ」のレシピを作成させていただいています!
マルシェは今週末開催です!
9月の太陽のマルシェのテーマは「秋の収穫祭」!
ということで今回は、ひょうたん島プロジェクトさんの「ベビーしいたけ」が主役。
岩手県岩泉で生産されているベビーしいたけ、
しいたけの栽培時に間引かれる小さなしいたけのことです。
今までは1日に100kg以上捨てられていたというベビーしいたけ。
けれど栄養は椎茸と同じで、しかも小さくてやわらかいので軸の部分も食べられるのです!
本来捨てられてしまうものをおいしくいただけるというのはとても嬉しいことですよね。
ひょうたん島プロジェクトさんは、東日本大震災から、岩手県三陸の産業の復興を目的とした取り組みをされています。
岩手県三陸に住みたくても仕事がなければ住むことはできない、そのために新たな産業をおこしていこう、新たな商品を作っていこうというプロジェクトです。
そのひとつがベビーしいたけの販売です。
そんなひょうたん島プロジェクトさんのベビーしいたけ、
小さいながらも、味はしっかり、旨味がたっぷりです…!
今回はそんなベビーしいたけを丸ごと使って、
旨味をじゅわーと味わえる、リゾットに仕上げてみました。
ベビーしいたけに焼き目がつくくらいにじっくり焼きながら炒めるのが、ポイント。
ぜひ試してみていただきたいです!
●ベビーしいたけのリゾット
■材料
ベビーしいたけ 150g
米 1合
オリーブオイル 大さじ2
洋風スープの素 大さじ1/2
白ワイン 大さじ2
(A)パルミジャーノレッジャーノ(削ったもの) 10g
(A)薄口醤油(なければしょうゆ) 小さじ1/2
(A)バター 10g
パセリ(刻んだもの)、塩こしょう 各適量
■作り方
【1】妻
湯3カップを沸かし、洋風スープの素を溶かしておく。
【2】夫
ベビーしいたけは根元の硬い部分を切り落とし、さっと洗っておがくずを落とし、すぐに水気をふきとる。
【3】夫
フライパンにオリーブオイル大さじ1を中火で熱し、ベビーしいたけを入れ、しばらく触らずにおく。焼き色がついたら、塩ひとつまみをふり炒め、しんなりしたら取り出しておく。
【4】夫
同じフライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、米を洗わずに加え中火で炒める。
米が透き通ってきたら白ワインを加えさっと炒める。
【5】夫
1のスープを1/4量程度加え、残りも3〜4回に分けて水気が少なくなったらその都度加えるようにしながら、15分ほどかけて炒め煮にする。
【6】夫
食べてみて、ごはんに少し芯がのこるくらいになったら、3のしいたけ、(A)を加え混ぜ、塩こしょうで味をととのえて器に盛り付ける。好みでパルミジャーノレッジャーノ(分量外)を削りかけ、パセリを散らす。
★ポイント
きのこは水気を吸いやすいため水洗いすることはあまりありませんが、ベビーしいたけはおがくずがついているのでさっと洗ってすぐに拭き取り、加熱するようにします。
加熱をはじめたらあまり触らず焼き色をつけることで旨味が凝縮しておいしく仕上がります。
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榎本美沙