3日で食べられる!青梅を使ったはちみつ漬けの作り方です。
パリパリとした食感と甘しょっぱい味わいで、暑い日の疲れた体に染みわたる美味しさ!
取り除いた種は「青梅めんつゆ」を作れて、
漬け汁は「梅ジュース」になるので、一石三鳥の梅仕事です。
青梅はお茶請けやおやつにはもちろん、刻んで和えものなど、料理にも使えます。
●青梅のはちみつ漬け
■材料(容量800ml程度の瓶1個分)
青梅 500g
粗塩 種を取り除いた梅の12%(45〜50g程度)
はちみつ 400g
■作り方
【1】妻
青梅は洗ってたっぷりの水に3〜4時間ほど浸してアクを除く。
【2】一緒に
梅の水気を切り、ひとつずつ丁寧に水気を拭き取る。梅のなり口のヘタをとる。
【3】一緒に
包丁で梅の線に沿って、種の周りに深く一周切り込みを入れる。
(※切り込みを入れながら包丁を左右に傾けると割りやすくなります。)
切り込みを上にしてまな板で挟み、まな板の上を叩く。梅の上下を逆にしてもう一度たたく。
種が実に残ったらギザギザのついたスプーンなどで取る。
(種は捨てずに、「青梅めんつゆ」に)
【4】夫
梅の実の重量を測り、ジッパー付き保存袋に入れる。
梅の実の12%の粗塩を加えて揉み込み、空気を抜く。
バットにのせて2kgの重石(500mlのペットボトル4本など)をのせ、1〜2時間、
塩が溶け、梅が少し柔らかくなるまで漬ける。
【5】妻
梅をざるにあげ、キッチンペーパーで水気を拭き取り、
アルコール消毒などをした清潔な瓶に入れる。
【6】妻
5の瓶にはちみつを加え、ラップを敷き込んで蓋を閉める。
直射日光のあたらない場所におき、ときどきスプーンで下にたまったはちみつを全体に混ぜ合わせる。
3日ほどたったら食べられる。冷蔵庫に保存する。
★ポイント
・冷蔵庫で2〜3ヶ月ほど保存可能です。
・未熟な青梅の種は毒が含まれているのですが、成熟した青梅(種が硬くなっているもの)であれば
基本的には問題なく、大量に食べない限り影響はあまりでないと言われています。
気になる方は、2週間ほどおいたものを召し上がっていただけたらと思います。
・種は青梅の種のめんつゆにどうぞ。
・漬け汁は好みで炭酸水で割って甘じょっぱい「梅ジュース」にしてどうぞ。
***
最後までお読みいただきありがとうございます。
「ふたりごはん」は、料理家 榎本美沙による 発酵食品や季節料理のレシピ紹介サイトです。
「ごはんを一緒に作ることで、より豊かな暮らしに繋がりますように。」
そんな想いから、このサイトを作りました。 よろしければ応援していただけますととても嬉しいです。
榎本美沙