今日から新しい試みが始まります!ワクワク…
「ラカントS」という商品、ご存知でしょうか。
天然成分からできた自然派の甘味料なのですが、実は個人的に前々から気になっていた商品でした…
以前「糖質オフ」のレシピに少し携わらせていただいたことがあり、
そのときに、「砂糖を置き換えるだけでカロリーも糖質も減らせて、しかも天然成分でできていて、そして味がおいしい!」そんなラカントSを知りました。
それから有名シェフや洋菓子屋さんが認めて使用していることも知り、うーんこの商品、面白そう….って思っていたんです。
そしたらなんと、今回その「ラカントS」を使ったレシピを年間を通して作らせていただくことになりました!うーありがたいです!
私は、「ストイックに糖質ゼロ」、ではなく、基本は普段の食事で、砂糖を置き換えて、楽しみながら無理せず、そして体にも嬉しいレシピを紹介していきたいと思っています!
ちゃんと「ラカントS」について知りたい!と思い、
先日、「ラカントS」を作っているサラヤ株式会社のご担当者さんも取材させていただきました。
期待していた以上に、ラカントS開発に対する思い、志の深さを知る機会となりました!!
少し長いのですが、ちゃんと伝えたいなあという思いがありますので、書かせていただきますね!
一言でいうと、とにかく「こだわりが強い!」
今では糖質制限やロカボで流行っている「ラカントS」ですが
もともとは糖尿病患者さん向けにつくられたもの。
糖尿病患者さんが、カロリーと糖質を制限するために砂糖をカットするとどうしてもコクがなく素っ気ない食事になってしまい、食事を楽しみづらい。それをどうにかしたいと、砂糖に変わる「おいしい」甘味料を作ろうとされたのが始まりです。
当時は人工甘味料を使わずに「カロリーゼロ」、というのはありえなかったようです。
それでも「天然で、カロリーゼロで、しかも簡単に使えるものをつくる」という創業者の理念を曲げずに研究を重ねたそうです。
天然の甘味料としては、甘草、ステビアなどはありましたが、味に満足できず、使うのをやめたとのこと…(この時点でこだわりの強さにびっくりしました…!)
そこで現在ラカントで使われている「羅漢果(らかんか)」という植物に出会ったそうです。
「羅漢果」という植物はウリ科の果実で、昔から漢方には使われていたそうですが、ただ、中国の桂林というところでしか取れず、「幻の果実」と言われているほど希少な果実だったそうです。生産量を増やすためにまた研究、研究を重ねて作り上げました。
そして羅漢果は漢方としてお茶に煮出して飲まれていたので、それを甘味料として使用する研究も重ねたそうです。
やっとできたのが「ラカントS」です。
量を調整して、砂糖と同量で同じ甘みの強さにしました。(そしたら砂糖に簡単に置き換えられますよね!)
そんなやっとの想いで作られた「ラカントS」ですが、それからは順調に生産が進みました…
というわけではなかったようです。
生産量を増やせたとはいえ1kgの実から10gしかとれない大変貴重で高価なもの。
世界的に自然派の甘味料が注目されていて、味のよい「羅漢果」も注目され、引く手あまたに。
そうすると農家の栽培が雑になり、品質が悪化してしまったそうです。
そこで、サラヤさんでは契約する農家を選び無農薬で栽培してもらった羅漢果を自社工場で抽出して、つくっているそうです。
本当、聞けば聞くほど、「こだわりが強い!」
創業者の「天然でカロリーゼロ、味がおいしい、使いやすい」という方針を貫き、
安全性、品質にこだわられていて、サラヤ株式会社の皆さんの熱い想いを感じました。
こだわればこだわるほどコストのかかります。
「ラカントS」はお砂糖と比べても他の人工甘味料と比べても、正直値段はするのですが、
このこだわりで作っていたら、納得です…
と長くなってしまったのですが、今回は「へるしごはん」という糖質が抑えられるごはんを使いますので、
さらにヘルシーです♪
こちらも気になる方は見てみてくださいね〜!
へるしごはん http://family.saraya.com/herushi/
●ひなまつりのカップ寿司
(糖質量1人分 19.2g )
■材料 (直径8cm高さ6cm程度のカップ2個分)
へるしごはん 1パック
サーモン(刺身用) 100g
アボカド 1/2個
三つ葉 2本
いりごま 大さじ1
しょうゆ(お好みで)適量
*薄焼き卵*
卵 1個
サラダ油 2g
*すし酢*
米酢 小さじ2
ラカントS(顆粒) 小さじ1強
塩 小さじ1/2
■作り方
【1】夫
米酢、ラカントS、塩を混ぜてすし酢にする。
【2】夫
へるしごはんはパッケージの表示通りに温めてボウルに入れ、温かいうちにいりごま・すし酢を加えて切り混ぜてすし飯にする。
【3】妻
薄焼き卵を作る。フライパンにサラダ油を入れて熱し、割りほぐした卵加えて両面焼く。
【4】 夫
サーモン、アボカドは1.5〜2cm角切りにする。三つ葉はラップに包んで5秒程度加熱する。
【5】妻
3の薄焼き卵を5cm×18cmの大きさに2枚切る。
1枚ずつ細長く半分に折り、1cmの切り込みを5mm程度幅でいれ、端から丸めて花形にし、三つ葉で結んで止めて、薄焼き卵の花を2個用意する。
【6】 妻
残りの薄焼き卵は錦糸卵にする。
【7】一緒に
グラスに寿司飯、錦糸卵、アボカド、サーモン、寿司飯の順に詰める(すべて1/4量ずつ)。
錦糸卵・アボカド・サーモンをトッピングし(すべて1/4量ずつ)、仕上げに5を飾る。同様にもう1つ作る。
お好みでしょうゆをつけながらどうぞ。
★ポイント
具材はお好みでアレンジしてもOKです!
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榎本美沙