【丁寧に説明!動画あり】アジのおろし方(アジの三枚おろし)のレシピ

基本の魚のおろし方「三枚おろし」の方法を写真たっぷりに、丁寧に説明します。

アジの三枚おろしで説明します。
これを覚えておけば、他の魚でも応用できます。

※動画もありますので、合わせて参考にしていただくとよいかなと思います!

今回は夫婦分担なしでご紹介します。
ぜひご夫婦で一緒に挑戦してみていただけたら嬉しいです。

●とても丁寧に説明!アジのおろし方(アジの三枚おろし)



(調理時間:15分)

■材料


アジ:使う分

■作り方


【1】〈うろこ、ぜいごを取る。〉

アジは包丁でなぞるようにしてうろこを取る。
(※尾から頭の方向に包丁を動かします。)

ぜいごを取り除く。
(※ぜいごはアジ特有のトゲ状のうろこです。
尾から包丁を入れ、包丁を前後に動かしながらゆっくり進めていき、外していきます。)

【2】〈頭を取る〉〈腹わたを取り除く〉

アジを斜めにおき、頭を切り落とす。
(※ひれが邪魔になるのでをバンザイさせるようにすると切りやすいです。
中骨が太いので最後に力を入れるようにします。)

腹を少し切り、腹わたを取り除く。

【3】〈アジを洗う〉

ボウルに水を張り、アジの外側、お腹の中を洗う。
(※お腹の中の骨の部分の血合いもツメを立てるようにしてきれいに洗います。)

キッチンペーパーで水気を拭き取る。
(※アジが水っぽくなってしまうので、お腹の中しっかり拭き取ります。)

【4】〈片側の「腹」をおろす〉

(※ここから「腹→背→背→腹」の順におろしていきます。まずは「腹」からです。)

頭側を右、お腹を手前におき、腹を開いて包丁を入れ、切り込みを入れる。

切り込みを深くしていき、太い中骨の上まで包丁を進めていく。
(※包丁が骨にカリカリと当たっている感触を持ちながらおろしていくとよいです。)

【5】〈片側の「背」をおろす〉

同じ面の背を手前におき、背ビレの上に切り込みを入れる。
腹側と同じように切り込みを深くしていき、太い中骨の上まで包丁を進めていく。
(※こちらも包丁が骨にカリカリと当たっている感触を持ちながらおろしていくとよいです。)

【6】〈片側の身を外す〉

包丁の刃が右を向くようにして、身と骨の間に包丁を貫通させる。

一度包丁を外し、刃を左にして再び包丁を入れる。

左手で尻尾の部分を抑え包丁を左側に進めて、骨から身を外す。
(※これでくっついているのは尻尾の部分だけになります。)

包丁の刃を右にむけ、尻尾の部分を外す。
(※これで一枚身が外れます。)

【7】〈逆側の「背」をおろす〉

(※ここからは基本的に先ほどと同じ流れでおろしていきます。)
上下を返し、頭側を右に背を手前におき、背ビレの上に切り込みを入れる。
切り込みを深くしていき、太い中骨の上まで包丁を進めていく。

【8】〈逆側の「腹」をおろす〉

上下を返し、頭側を左、腹を手前におき、切り込みを入れる。
切り込みを深くしていき、太い中骨の上まで包丁を進めていく。

【9】〈片側の身を外す〉

包丁の刃が右を向くようにして、身と骨の間に包丁を貫通させる。

一度包丁を外し、刃を左にして再び包丁を入れる。
左手で尻尾の部分を抑え包丁を左側に進めて、骨から身を外す。
(※これでくっついているのは尻尾の部分だけになります。)

包丁の刃を右にむけ、尻尾の部分を外す。
(※これで身が2枚、骨1枚の三枚におろせました!)

【10】〈腹骨を切り取る〉

(※最後に太い「腹骨」をそぐように切り取ります。)
腹骨が左側にくるようにして、包丁を骨の上に押入れ、そぐようにして腹骨をそぐ。
最後は包丁を立てるようにして、骨を切り取る。
(※腹骨のあたりの身は脂がのっておいしいので、なるべく身をそがないようにします。)

もう一方の身も同じように腹骨をそぐ。

刺身など骨が気になる料理をつくるときは、骨を抜く。
(身を縦に置いた時に中央に並んでいる骨を骨抜きで抜いていきます。)

★ポイント


工程はひとつずつゆっくり丁寧にすすめてOKです。
最初は慣れなくても、何度かやると慣れてきますのでぜひ何度か挑戦してみてくださいね。

※三枚おろしを使ったアジフライの作り方はこちら!

●丁寧につくるアジフライ

***
最後までお読みいただきありがとうございます。

「ふたりごはん」は、料理家 榎本美沙による 発酵食品や季節料理のレシピ紹介サイトです。

「ごはんを一緒に作ることで、より豊かな暮らしに繋がりますように。」

そんな想いから、このサイトを作りました。 よろしければ応援していただけますととても嬉しいです。

榎本美沙

  • タグ あじ アジ 魚のおろし方 三枚おろし