【レシピ公開!】「防災備蓄食品からフードロスを考える」イベント講師をさせていただきました

 
 
先日、東京都環境局様の主催イベントにて講師をつとめさせていただきました。
 
 
場所は大手町の「3×3Labo」さん
 
とってもおしゃれな空間と使いやすいキッチンでした!
 
今回のイベントは防災食をおいしい料理にすることで、フードロスについて考えようというもの。
乾パンなど防災食が気づくと家の隅っこで賞味期限が切れてる...なんてことが少なくなるように、
普段からおいしく料理に取り入れようというものです。
 
 
この活動は「ごちそうとぼうさい=ごちぼう」として、
代表の吉田裕美さんが行なっています。
 
数年前、「ごちほう」のことを知ったときは
自分自身、恥ずかしながら「あー乾パンいつから見てないかな?」
というような状態で、活動に共感しました。
それから何度か微力ながら携わらせていただいており、嬉しいです!
 
誰にとっても、とっても身近でとっても意味のある活動だと思います。
ご興味ある方はぜひサイトをのぞいてみてくださいね♪
 
 
さて、今回のイベントでは、60名の募集に何倍もの応募があったとのことで
(私の力ではなく東京都環境局様のご尽力ですが)本当に嬉しかったです!
 
当日もたくさんの東京都環境局様の方が料理や盛り付け等もお手伝いいただき、
そのおかげでスムーズな進行ができました。
 
お声かけいただいた「ごちぼう」代表の吉田さん、
東京都環境局のご担当の方をはじめたくさんのスタッフの方に
感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
 
 
今回ご紹介した料理は、
●カニとカリフラワーのクリームドリア(アルファ化米とクラッカー使用)
●乾パンのアップルクランブル風ケーキ
です。
 
「硬いし口中の水分が奪われる」と言われる乾パンと、
パサパサする」と言われるアルファ化米を調理することで、(本当に簡単な調理です)
皆さんがにこにこと食べてる姿を目の前で見ることができて、
そして本当にたくさんの方が「おいしかった〜!」とわざわざ直接言いに来てくださり、嬉しく思いました。
 
「乾パンを料理する」というのはなかなか発想しないことですが、シンプルな味としなしなになりづらい食感は、ポイントをおさえると意外とと使いやすい食材になります。
 
今回、レシピを公開することとなりましたので、ご紹介しますね。
本当に簡単ですので、おうちに防災食がある方はぜひ試してみてくださいね!
 
 
 
●カニとカリフラワーのクリームドリア(アルファ化米とクラッカー使用)
 
 

アルファ化米とカニ缶、コーン缶という保存食との掛け合わせ。
旬の野菜カリフラワーを使い、
クラッカーを細かくすることで、カニクリームコロッケに近づけた楽しい食感にしています♪

■材料(3〜4人分)

アルファ化米 1袋(ごはん260g)
クラッカー6枚
カニ缶 100g(1缶)
玉ねぎ 1/2個(100g)
カリフラワー 75g(7切程度)
コーン缶 70g
バター20g
薄力粉20g
牛乳200cc
生クリーム100cc
ミックスチーズ 50g
塩小さじ1/2
こしょう 適量
パセリ 少々

■作り方

①アルファ化米を炊く。
クラッカーを麺棒をころがすようにして細かく砕く。

②玉ねぎをみじん切り、カリフラワーを1cm角程度に切る。
オーブンを200度に予熱する。

③フライパンにバターを溶かし、玉ねぎを炒める。
しんなりしたらカリフラワーを加え1分程度炒める。

④薄力粉を加えて炒め、粉っぽさがなくなったら
牛乳を少しずつ加える。

⑤とろみが出たら生クリーム、塩こしょう、カニ缶、コーン缶を汁ごと加えてソースにする。

⑥ソースとごはんを混ぜて耐熱皿に入れる。
ミックスチーズ、クラッカーをのせてオーブンで焼き色がつくまで10分ほど焼く。
刻んだパセリを散らす。

 

 

●乾パンのアップルクランブル風ケーキ

乾パンの硬くてしなしなになりづらい点を利用したしっとりケーキです。
乾パンは甘くないので、全部混ぜ合わせることでおいしく仕上げています。
旬のりんごを使用しています。

 

■材料(3枚ずつ4人分)

乾パン 1袋(5枚115g)
りんご 1/2個
バター 10g
シナモン 小さじ1
マシュマロ 80g
くるみ(ミックスナッツでも可) 30g
レモン 小さじ1

 

■作り方

①ジッパー付き保存袋に乾パン、くるみを入れて麺棒で叩いて1〜2cm各程度に砕く。
りんごを1cm角に切る。

②フライパンにバターを熱し、りんご炒める。
しんなりしたら、火を弱めてマシュマロを加え、焦げないように常に混ぜながら熱する。

 

③マシュマロが溶けたら乾パン、くるみ、シナモンを
加え混ぜ合わせ、レモン汁も加え混ぜる。

④クッキングシートを敷いたバットに入れ、ラップで押さえつけるようにする。
粗熱をとり、冷蔵庫で1時間程度冷やす。

 

 

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